「投資って、貯金の代わりになるのかな?」と思ったことはありませんか?
確かに投資はお金を増やす可能性がありますが、貯金と同じように安心して使えるわけではありません。
この記事では、初心者の方に向けて
✔️投資と貯金の違い
✔️どんな時に貯金が必要か
✔️投資に回すお金の目安
をわかりやすく解説します。読んだあとには、「どのくらいを貯金にして、どのくらいを投資にすればいいのか」がイメージできるようになりますよ。
投資と貯金の違い
まずは、投資と貯金の基本的な違いを整理しましょう✍︎
- 貯金:元本が保証され、すぐに引き出せる安心なお金。ただし利息はほとんどつかない。
- 投資:元本保証はなく価格が上下するが、長期的にお金を増やせる可能性がある。
👉 簡単にいうと、
- 貯金は「守るお金」
- 投資は「育てるお金」

貯金は貯金、投資は投資!
役割が異なるため、投資をそのまま「貯金の代わり」にするのは危険です。
貯金と投資の正しい使い分け
初心者におすすめの考え方は次の通りです。
・老後資金や長期的な余裕資金は投資
→ インフレに強く、資産形成に効果的。
・数年以内に使う予定のあるお金は貯金
→ 車購入、旅行、教育費などは元本保証が大切。
・生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)は必ず貯金
→ 何があっても安心できるお金。

生活防衛費とは、何かあったときに「生活を守るためのお金」。
1ヶ月の家庭の生活費×半年〜1年分を現金貯金として持っておくのが理想とされています。
収入がなくなったときに備える現金=生活防衛費貯金です!
1ヶ月の生活費が20万円の場合は120〜240万円、30万円の場合は180〜360万円くらいの生活防衛費があると安心と言われています。
この生活防衛費をしっかり確保することで、毎月/毎年支払っていた保険料も省くことができますよ!
投資と貯金の割合の目安
「じゃあ、どのくらいを投資に回せばいいの?」と迷う方も多いですよね。
目安としては次のように考えてみましょう。
①まずは 生活費半年〜1年分+近い将来使う予定のお金を貯金
②その上で、余裕資金の 50〜80%を投資 に回す
例:手取り月25万円の場合
- 貯金:150〜300万円(生活防衛資金+近い支出用)
- 投資:毎月の余裕資金から積立(例:月5万円を投資信託へ)
まとめ
投資は貯金の代わりにはなりませんが、うまく組み合わせれば将来のお金を安心して増やすことができます。
まずは生活に必要なお金をしっかり貯金で守り、その上で余裕資金を投資に回すことが、初心者にとって安心できる資産形成の第一歩です!
コメント