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【株式交換とは?】ライトオン上場廃止|ワールドの完全子会社化へ

投資・お金を増やす

業績・株価ともに下がり気味だったライトオン(7445)ですが、2026年2月26日付で上場廃止を発表。
ワールド(3612)が完全子会社化し、株式交換を行うことが決まりました。

この記事でわかること
  • 上場廃止になると持ち株はどうなる?
  • そもそも株式交換って何?
  • 今回の株式交換は損なの?

この記事を書いている私えいみーは、投資歴8年以上の普通の主婦です。節約をしたお金で少額投資からスタート。やることはコツコツ積立てるだけ。主婦でもできる堅実な資産運用をしています!

上場廃止すると株はどうなる?

えいみー
えいみー

上場廃止が決まると「株が紙切れになるの?」と心配になりますよね。結論から言うと すぐに無価値になるわけではありませんが、売買の自由度が大きく下がる ため注意が必要です。

売買ができなくなる(市場で売れない)

上場廃止後は株式市場(東証など)で売買ができなくなります。
ただし状況によっては以下の方法があります。

上場廃止前なら市場で売却できる

→ 多くの人がこのタイミングで売るため、株価は下落しがち。

上場廃止後は「整理銘柄」→「完全非上場」へ

整理銘柄期間(通常1週間程度)は売買できますが、
上場廃止後は原則として市場では売却不可です。

買い取り(TOB)される場合が多い

多くの上場廃止は次のいずれかが理由です。

  • MBO(経営陣が株を買い取る)
  • 親会社による買収
  • 他企業との統合
  • 外資による買収
えいみー
えいみー

今回のライトオン上場廃止は、親会社であるワールドによる買取が理由です。

倒産による上場廃止の場合

これは厳しいケース。
会社が破産・民事再生などに入ると、株式は ほぼ価値がなくなります

  • 株主は債権者より順位が最も低い
  • 残余財産が出ることはほぼない
    多くの場合、株価は0円に近づきます

非上場会社として存続する場合

会社は存続するが上場だけやめるパターン。

  • 配当は継続されることもある
  • 優待廃止されることもある
  • 売却したい場合は「株主名簿管理人(信託銀行など)」を通じて相対取引が必要
    手間が増えて買い手がつきにくい

株式交換とは

株式交換(かぶしきこうかん)は、企業が完全子会社化するときに使う制度で、
親会社が自社株を使って子会社の株主から株を取得する仕組みのことです。

とてもシンプルに言うと…

株式交換=「子会社の株と引き換えに、親会社の株がもらえる制度」

株式交換が行われる理由

  • 完全子会社にして事業をまとめたい
  • 経営の意思決定を一本化したい
  • 親会社と子会社の重複コストを減らしたい
  • M&A(企業買収)の一環

特に 親会社がすでに一定割合の株を持っている場合に使われやすい手法です。

投資家にとっての影響

① 自動的に株が親会社株に変わる

売却する必要はありません。
証券会社で自動的に交換処理されます。

② 現金は受け取らない(株でもらう)

→ 現金で買い取る「TOB」とは違う点。

③ 交換比率で得か損かが決まる

親会社株の株価 × 付与株数 が
子会社株の価値より高いか低いかで結果が変わります。

④ 子会社株は上場廃止になる

交換日以降は売買不可。

今回の株式交換は損なの?

ライトオンの親会社である
ワールドによる株式交換ですが、
比率は↓

ライトオン1株→ワールド0.2株

ただし、株式交換の前に、ワールドが1株→2株に株式分割をすることを発表💦

なので実質、
ライトオン1株→ワールド0.1株に!

これから株価がどう動くのかによりますが、株式交換前に分割は悲しいな〜というところ。

ワールドの優待の変更もあるので、ライトオンの株を保有している方や、ワールドの株を購入希望の方は、株数を調整して保有することをおすすめします。

>>優待変更内容はこちら

ちなみに私はどちらの株も優待目的で保有しているので、要調整です。笑

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