
株式投資には「短期売買」と「長期保有」の2つのスタイルがあります。
家事や育児で忙しい主婦の方にとって、どちらが生活に合っているのか気になるところですよね。
ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットをわかりやすく紹介します!
この記事を書いている私えいみーは、投資歴8年以上の普通の主婦です。節約をしたお金で少額投資からスタート。やることはコツコツ積立てるだけ。主婦でもできる低リスクな資産運用をしています!

基本的に、投資信託は長期保有がベースになるので、今回は個別株を前提としたお話になります。
短期売買(デイトレード・スイングトレード)
基本的に、短期売買には2種類の手法があります。
✔️デイトレード
1日のうちに株を売買して利益を狙う投資手法。
「今日買って、今日売る」というスタイルで、翌日に持ち越さないのが特徴です。
✔️スイングトレード
数日から数週間の株価の値動きを狙って売買する投資手法。
デイトレードのように1日で完結させる必要はなく、短期的なトレンド(上昇や下落の流れ)に乗って利益を得るのが特徴です。
短期売買のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
短期間で利益を得られる可能性がある | 株価変動が大きくリスクも高い |
相場が下がっても空売りで利益を狙える | 売買回数が多く、手数料や税金がかさむ |
結果がすぐにわかる | 株価チェックや情報収集に時間が必要 |
自分が株を持っていない状態で「株を借りて売る」投資方法です。
「株価が下がる」と予想したときに使われ、株価が実際に下がれば利益を得られます。
①証券会社から株を借りる
②借りた株を市場で売る(高い価格で売却)
③株価が下がったところで買い戻す(安く買い戻す)
④借りていた株を返却し、差額が利益になる

短期売買はスピード感があり魅力的ですが、株価を常にチェックする必要があるため、子育てや家事で忙しい主婦にはハードルが高い投資方法かもしれません。
私は、空売りはリスクが大きいのでおすすめしませんが、デイトレードやスイングトレードは場合によっては選択として”アリ”だと思っています!
長期保有(バイ・アンド・ホールド)
✔️長期保有
株式や投資信託を数年〜数十年といった長い期間にわたり持ち続ける投資スタイル。
短期の値動きに一喜一憂せず、企業の成長や経済全体の成長に合わせて資産を増やすことを目的とします。
長期保有のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
配当や株価上昇による複利効果が期待できる | 成果が出るまで数年単位で時間がかかる |
短期的な値動きに左右されにくい | 相場の大暴落時は含み損を抱えることもある |
売買が少なく手間がかからない | 銘柄選びを間違えると資産が増えにくい |
NISAやiDeCoなどの非課税制度と相性が良い | 急に現金化したいときには向かない |

長期保有は売買が少なく、ほったらかしでも続けやすいため、主婦や初心者にとても向いている投資方法です。
おすすめなのは?
えいみーがおすすめする投資手法は、スイングトレードと長期保有の使い分け!
長期保有は家事や育児の合間に毎日株価を気にする必要がなく、積立投資や配当株投資なら「コツコツ資産を増やす」ことができ、ストレスも少なく投資ライフが送れます。
スイングトレードは売る条件を自分で決めてトレードするのがおすすめ。例えば、株価が10%上昇したら売る、○万円で利確できそうなら売る、etc…
どちらもNISAを活用すれば、税金の面でもお得に資産形成が可能!
まとめ
短期売買は大きなリターンを狙える一方で、時間とリスク管理が必要です。
一方、長期保有は手間が少なく、家計や将来の教育費・老後資金づくりにもつながります。
主婦や投資初心者には、長期投資をベースに、短期売買はスパイス程度に考えておくといいかと思います。
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