
特別費とは、毎月の固定費や食費とは違って「年に数回まとまってかかるお金」のこと。突然やってくると「ボーナスから出そう…」と考えがちですが、あらかじめ積み立てておくと家計が安定します!
この記事を書いている私えいみーは、投資歴8年以上の普通の主婦です。節約をしたお金で少額投資からスタート。やることはコツコツ積立てるだけ。主婦でもできる堅実な資産運用をしています!
家計管理の基本
家計を管理するにあたって、支出の種類を分ける必要があります。
ざっくり分けると以下の4つ!
①固定費(毎月)
「毎月、同じような金額」が出ていくので、管理しやすい項目。
・住居費
・水光熱費
・保険料
・通信費(スマホ、固定回線)
・教育費(習い事、学校関係)
・サブスク費
・・・
②変動費(毎月)

家計管理に慣れてくると、こういう変動費を「固定費」のようにいつも同じような水準に落ち着かせるができるようになります!
毎日のコツコツ積み重ねた節約が大きく反映される項目です。
・食費
・日用品費
・被服費
・美容費
・医療費
・ガソリン費
・・・
③固定費(不定期)
金額は決まっていても、不定期にやってくる支出。
「毎月」じゃないので、ついつい忘れてしまいがちな項目です。
・税金(固定資産税、自動車税)
・火災保険料
・自動車保険料
・車検料
・教育費(授業料etc…)
・・・
④変動費(不定期)
ここが家計管理において一番の大敵!
いつくるか分からない上に、なかなかな金額なことが多い項目です。
・家具家電
・車購入、諸経費
・旅行
・冠婚葬祭
・病気や怪我の治療費
・・・

今回でいう特別費は、この④の項目。
特別費の定義は人それぞれですが、必ずくる大きな出費に備えましょう!
特別費を逆算して計画する方法
続いて、特別費に備える具体的な方法をご紹介!
1年間の特別費をリストアップ
まずは、1年間で想定される特別費をすべて書き出しましょう!
例えば…
・車検 100,000円
・帰省費 50,000円
・学校関連 30,000円
合計=180,000円
合計額を12で割って月ごとの積立額を決める
合計180,000円を12ヶ月で割ると、1ヶ月あたり15,000円。
「毎月15,000円を特別費用として積立」すれば、年末やイベント時も慌てずに支払えます。
封筒貯金で分けて管理するコツ
用途別に封筒をつくる
積み立てたお金は1つにまとめるのではなく、封筒やファイルで「目的別」に分けておくと安心です。
・車検用
・学校関連用
・旅行用
etc…

封筒やファイルは、100均のものでOK!
使うときに迷わず取り出せるので、家計がスッキリ管理できます!
現金派と口座派、どちらが向いている?
・現金派:目に見えて貯まるから実感しやすい
・口座派:ネット銀行の「目的別口座」を利用すれば便利
自分の性格やライフスタイルに合わせて選びましょう。
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特別費の備えを続けるための工夫
固定費と同じ扱いにする
「特別費の積立=固定費」と考え、給料日後にすぐ取り分けるのがコツです。
★最初からなかったお金として扱えば、自然と習慣になります。
ボーナスが出たときの補填もあり
予想以上に特別費がかさんだときは、ボーナスから補填するのもOK。
大事なのは「特別費用の枠を用意していること」で、ゼロから出費するよりも格段に楽になります!
まとめ|逆算&封筒管理で家計が安定
特別費は「突然の出費」ではなく「想定できる出費」。
・年間で必要額を逆算
・月ごとに割って積立
・封筒や専用口座で分けて管理
この流れを習慣にすれば、家計が安定し、急な出費にも動じない安心感を持てます。
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