専業主婦が投資したら扶養はどうなるの?

「専業主婦だけど、投資を始めてみたい!」という方、増えていますよね。でも気になるのが「扶養から外れちゃうのでは…?」という不安。
今回は、専業主婦が投資をした場合に「税制上の扶養」「社会保険上の扶養」それぞれがどう影響するのかを解説します☺️🙌
扶養には2種類ある
まず知っておきたいのは、扶養には大きく分けて2種類あるということ。
- 税制上の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)
- 社会保険上の扶養(健康保険・年金)
それぞれ基準や影響が違うので、分けてチェックしていきましょう!
① 税制上の扶養(配偶者控除)
税制上の扶養とは、簡単に言うと「夫の所得税・住民税が安くなる仕組み」のこと。専業主婦の所得が少ないほど、夫の税金が軽くなるという制度です。
投資による所得も、この扶養の判定に含まれます。
● 扶養に入れる条件(目安)
- 所得48万円以下 ⇒ 配偶者控除(満額)
- 所得48万円超〜133万円以下 ⇒ 配偶者特別控除(段階的に減額)
たとえば、株の売却益や配当金などの課税対象となる利益が48万円を超えると、控除の額が減ってしまうことになります。
● NISAなら扶養に影響なし!
つみたてNISAや新NISAで運用した場合、利益や配当金は非課税になります。そのため、扶養判定には影響しません💰
② 社会保険上の扶養(健康保険・年金)
社会保険上の扶養では、「収入の額」が大切になってきます。
● 扶養の基準(目安)
- 年間収入130万円未満 ⇒ 扶養内OK(保険料不要)
- 年間収入130万円以上 ⇒ 扶養から外れる(保険料が発生)
この「収入」には、税引き前の配当金や売却代金も含まれます。
ただし、NISA口座の利益は非課税なので、こちらも社会保険の扶養には影響しません◎
まとめ:扶養内で投資するには?
種類 | 基準 | NISAの利益 |
---|---|---|
税制上の扶養 | 所得48万円以下 | カウントされない(非課税) |
社会保険上の扶養 | 収入130万円未満 | カウントされない(非課税) |
専業主婦でも安心して投資するには?
- つみたてNISA・新NISAを活用する
- 配当金よりも、値上がりを狙う投資信託などを選ぶ
- 売却するタイミングや金額を調整する
専業主婦でも、扶養の範囲内で賢く投資は可能です☺️
節税しながら資産を増やしたい人は、まずはNISA口座から始めてみてくださいね♪
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