
「専業主婦だけど、投資を始めてみたい!」という方、増えていますよね。でも気になるのが「扶養から外れちゃうのでは…?」という不安。
今回は、専業主婦が投資をした場合に扶養から外れてしまうのか、外れない方法、それぞれ解説します☺️🙌
専業主婦が投資したら扶養はどうなるの?
結論から言うと、扶養内の主婦がNISAをした場合、
NISAの限度額内であれば、扶養から外れることはありません!
そして、NISA以外にも扶養から外れない方法があるのでご紹介します♪
NISAなら扶養に影響なし!
つみたてNISAや新NISAで運用した場合、利益や配当金は非課税になります。そのため、扶養判定には影響しません💰
税金20%が引かれることもないので、利益分全額もらえる一番お得な制度です✨
株の口座は、特定口座を選択する
NISAの限度額を全て使ってしまった場合や、NISA口座とは別の証券会社で投資をする際に、特定口座を選ぶと、売却益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)を取得する際、自動で税金が引かれるので、確定申告の必要がなくなります。
そしてこちらも、税金は払い済みとなるのでいくら収益があっても扶養から外れることはありません✨
基本知識:扶養の種類を知っておこう
扶養には2種類ある
まず知っておきたいのは、扶養には大きく分けて2種類あるということ。
- 税制上の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)
- 社会保険上の扶養(健康保険・年金)
それぞれ基準や影響が違うので、分けてチェックしていきましょう!
① 税制上の扶養(配偶者控除)
税制上の扶養とは、簡単に言うと「夫の所得税・住民税が安くなる仕組み」のこと。専業主婦の所得が少ないほど、夫の税金が軽くなるという制度です。
● 扶養に入れる条件(目安)
- 所得48万円以下 ⇒ 配偶者控除(満額)
- 所得48万円超〜133万円以下 ⇒ 配偶者特別控除(段階的に減額)
たとえば、株の売却益や配当金などの課税対象となる利益が48万円を超えると、控除の額が減ってしまうことになります。
② 社会保険上の扶養(健康保険・年金)
社会保険上の扶養では、「収入の額」が大切になってきます。
● 扶養の基準(目安)
- 年間収入130万円未満 ⇒ 扶養内OK(保険料不要)
- 年間収入130万円以上 ⇒ 扶養から外れる(保険料が発生)
この「収入」には、税引き前の配当金や売却代金も含まれます。
上記で述べた通り、NISA口座の利益は非課税、特定口座は自動で引かれるので、こちらも社会保険の扶養には影響しません◎
まとめ:扶養内で投資するには?
種類 | 基準 | NISAの利益 |
---|---|---|
税制上の扶養 | 所得48万円以下 | カウントされない(非課税) |
社会保険上の扶養 | 収入130万円未満 | カウントされない(非課税) |
専業主婦でも安心して投資するには?
- つみたてNISA・新NISAを活用する
- 特定口座を利用する
専業主婦でも、扶養の範囲内で賢く投資は可能です☺️
節税しながら資産を増やしたい人は、まずはNISA口座から始めてみてくださいね♪
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