NISA口座を他の証券会社に移したい!と思ったことはありませんか?
「もっと手数料の安い証券会社にしたい」「アプリが使いやすいところに乗り換えたい」など、理由はさまざまです。
この記事では、NISA口座の移管方法や必要な手続き、注意点をわかりやすく解説します。
つみたてNISAでも一般NISAでも基本は同じなので、初心者さんも安心して読んでくださいね♪
そもそもNISA口座の移管はできるの?

NISA口座は、1人1口座のルールがありますが、金融機関の変更は可能です。
ただし、1年の間に複数回変更することはできません🙅♀️
たとえば、今は銀行でNISAをしているけど「もっと手数料が安いネット証券にしたい」と思ったら、NISA口座ごと他の証券会社に移すことができます。
金融機関を変更するには、変更したい年の前年10月1日から当年9月末までに「廃止通知書」を提出し、手続きを完了する必要があります。
10月~12月の金融機関変更では翌年分のNISA枠の金融機関の変更手続きとなります。10月~12月は当年分の変更は制度上できないので注意⚠️

NISAの口座を別の金融機関に移管する際に、現在利用している金融機関から発行される「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」のこと。これは、新しいNISA口座を開設する際に必要となる書類です。請求後、手元に届くまで1〜2週間要します。

NISA移管の方法は3つのパターンがあります
移管方法は、自分の投資状況によって3つに分かれます。
あなたはどのパターンに当てはまるか、まず確認しましょう♪
① 翌年から新しい証券会社でNISAを始めたい
この方法が一番簡単でおすすめです!
その年の投資は今の証券会社で完了し、翌年分から新しい証券会社でNISAを始める方法です。
手順:
- 新しい証券会社で「非課税口座開設届出書」を提出
- 現在の証券会社から「金融機関変更届出書」をもらって新しい証券会社に提出
- 翌年1月以降に、新しい証券会社でNISAが使えるようになります
※今ある資産は古い証券会社にそのまま残ります。売ってしまってもいいしそのまま資産として保有し続けてもいいです。私のおすすめは”手放して現金化→新NISAで再運用”です。
何個も口座を所有して管理があやふやになるようでしたら、口座を統一してわかりやすく管理をする方法がいいと思っています。ただし、NISAの非課税枠をフルで利用したい人は保有し続ける選択でもいいと思うので、ご自身の運用スタイルと相談してみてください♪
② 現在のNISA資産ごと移したい(資産の移管)
つみたてNISAなどで運用中の資産を丸ごと新しい証券会社に移したい場合は、「勘定廃止」と「移管」の手続きが必要になります。
手順:
- 現在の証券会社に「勘定廃止通知書」を発行してもらう
- 新しい証券会社に「NISA口座開設届出書」+「勘定廃止通知書」を提出
- 資産の移管が行われる(1~2ヶ月ほどかかることも)
この方法は少し時間がかかるので、余裕を持って手続きをしましょう⚠️
③ まだ投資していない年内に移したい
その年のNISA枠をまだ使っていない場合は、年内に移すことも可能です。
注意点:
- すでに投資をしていると、その年は移管できません
- 書類のやりとりに時間がかかるので、早めの対応を
移管にかかる期間・タイミング
移管の手続きは1ヶ月〜2ヶ月かかることもあります。
特に年末は手続きが混み合うため、早めに行動するのがポイントです。
NISA口座移管の注意点

- NISAの変更は年に1回まで
- 書類の取り寄せが必要なので、時間に余裕を持とう!
- すでにその年に投資をしていると、翌年まで移せない
※積立てでNISAを利用している人は、その年に投資をしている可能性が高いです。その場合、次の10月まで移管ができません。
おすすめの証券会社3選
証券会社 | おすすめポイント |
---|---|
楽天証券 | 楽天ポイントが貯まる・使える/アプリが使いやすい |
SBI証券 | 商品数が豊富/Tポイント・Vポイント連携あり |
松井証券 | 初心者にやさしい/電話サポートが丁寧 |
どの証券会社に移すか迷ったら、ポイント連携やアプリの使いやすさもチェックしてみてくださいね♪


まとめ|NISA口座の移管は意外とカンタン!
NISA口座の移管は、手続きさえすれば誰でも可能です。
一番カンタンなのは、「翌年から新しい証券会社で始める」方法です。
証券会社によって使いやすさやメリットが違うので、自分に合った金融機関でNISAを続けていくことが大切です。
移管をうまく活用して、よりよい投資環境を整えましょう♪
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